こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはワーグナーの「婚礼の合唱」です。
結婚式で流れる定番曲と言えば、メンデルスゾーンの結婚行進曲と並んで有名なのがこの曲。
メンデルスゾーンがド派手なのに対して、ワーグナーは厳かな雰囲気の曲であり、チャペルにて新婦がバージンロードを歩くタイミングで使われることが多いです。
3幕で構成されているオペラ「ローエングリン」の第3幕、第1場が婚礼の合唱として有名になったわけです。
実はこの「ローエングリン」、婚礼の合唱場面では主人公のローエングリンとヒロインのエルザはめでたく結婚するのですが、ラストはローエングリンはエルザの元を去り、エルザはその悲しみから死んでしまうという悲劇のストーリー※となっています。
※参考サイト:ローエングリンのあらすじ
結末を踏まえると結婚式に流すのは不吉な曲で、ドイツでは流すのを禁止されていたりするそうですが、非常に美しい曲で、パイプオルガンの演奏とか最高ですよね♪
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】 ワーグナー (Wilhelm Richard Wagner)
【調】変ロ長調(シ・ミ♭)
【指定速度】Con moto moderato(中くらいの速さで)
【拍子】2/4拍子
【音楽用語】特に無し
無料楽譜
※「クラシックピアノ名曲110」様のページに飛びます
全音ピアノピースの楽譜はこちら(PP-060)↓
難易度
2(10段階) ※全音ピアノピース:B
元々オペラ曲なので、ピアノは編曲ver.になります。
私が使っているの楽譜は『ピアノ名曲110選 GRADE B(ドレミ楽譜出版社)』です。
和音が多く難しそうに見えますが、そんなに速い曲じゃないので1ページ目はそんなに難しくありません。
2ページ目は1ページ目の難易度を上げて編曲されているので結構難しい・・・
下から上へのアルペジオ。左手から右手にメロディーが移りますが、そこを滑らかにつなげるのが中々大変です。
YouTube演奏動画
合唱&歌詞&日本語訳付きです!
最後に二人は別れてしまうというストーリーさへ無視すれば、歌詞を見るとこの曲は純粋に盛大に結婚を祝う、結婚式にぴったりの曲ということが分かります。
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