◆趣味でピアノを始めたい
でもピアノは高いし、スペースを取るし、周りへの音も気になって購入に中々踏み出せない…
そう悩んでいる方におススメなのが電子ピアノです!
ちなみにキーボードなら3万円以下で買えますが、電子ピアノとキーボードは似ているようで全く違う楽器です。
電子ピアノは鍵盤のタッチがグランドピアノに近くなるよう作られていますが、キーボードはタッチが凄く軽くできていて全くの別物なので、ピアノのレッスンを目的とするならば電子ピアノを選んで下さい!
今回は、各ピアノメーカーから出ている10万円前後の電子ピアノを比較したので、購入の参考になれば幸いです♪
最後にマンションやアパートなら必須の防音・防振マットも紹介します。
YAMAHA YDP-S35 (9万6800円~)
YAMAHA | YDP-S35 製品情報より
YAMAHAから2022年5月発売、ARIUSシリーズの新作。
私もこのARIUS(1つ前のYDP-S34)を実際に使っておりまして、超おススメです!
価格は9万6800円~とお手頃価格ながら、弾き心地も、音質も、見た目も本格的でピアノの導入としては文句無しの電子ピアノだと思います。
スペック・値段共に今回の紹介する4機種のちょうど真ん中で、バランサー。
グランドピアノの弾き心地と比べると多少差はありますが、違和感は少ないと思います。
KAWAI CN29 (11万9900円~)
また、KAWAIはYAMAHAに次いで世界第2位のピアノメーカーなので、安心の品質です。
Roland RP701 (11万9900円~)
本格的なピアノのタッチだけど、キーボードの様に使いたい
CASIO PX-770 (7万4800円~)
CASIOから2017年8月発売のPX-770。
CASIOと言えば、時計メーカーのイメージが強いと思いますが、キーボードや本格的な電子ピアノも出しています。
価格は4機種中で最安値の7万4800円で非常にお手頃ですよね♪
スペックは他3機種と比べてやや劣りますが、正直ピアノの導入としては全く気にならないレベルだと思います。
4機種スペック比較表
YDP-S35 | CN29 | RP701 | PX-770 | |
メーカー | YAMAHA | KAWAI | Roland | CASIO |
価格 | 9万6800円~ | 11万9900円~ | 11万9900円~ | 7万4800円~ |
鍵盤数 | 88鍵 | 88鍵 | 88鍵 | 88鍵 |
ペダル数 | 3本 | 3本 | 3本 | 3本 |
最大同時発音数 | 192音 | 192音 | 256音 | 128音 |
音色数 | 10音色 | 19音色 | 324音色 | 19音色 |
スピーカー | 12cm×2 | 12cm×2 | 12cm×2 | 12cm×2 |
アンプ出力 | 8W×2 | 20W×2 | 12W×2 | 8W×2 |
鍵盤数、ペダル数、スピーカーのサイズはどのメーカーも同じです。
違うのは「最大同時発音数」、「音色数」、「アンプ出力」の3要素。それぞれ何を意味するか見ていきましょう!
最大同時発音数
その名の通り、同時に出せる音の数のことです。
最大同時発音数は多い方がハイスペックな電子ピアノで、Rolandの256音が圧倒的です。
簡単な曲なら128音あれば十分で、192音あればほとんどの曲に対応できるレベル。
そういう意味では、CASIOのPX-770は少し心もとないですが、その他の三機種は大きな違いは無いと考えて良いでしょう。
音色数
これも言葉通り、出せる音色の数。
ピアノの音だけでなく、オルガンやヴァイオリン、トランペットやドラムなど色んな音が出せるのは電子ピアノの強みですよね!
YAMAHA、KAWAI、CASIOが10~19に対して、Rolandが324音色と圧倒的!!流石電子楽器をメインで作ってるメーカーですね♪
ピアノの音を出せれば十分という方は、気にする必要の無い要素ですが、色んな音を楽しみたいという方は要チェックです!
アンプ出力
アンプ出力は、大きい方が良い音に聞こえます。
聞こえの良さはアンプ出力だけでなく、スピーカーの数も関係してくるのですが、今回は4機種ともスピーカー数は2つのため、KAWAIの20Wが頭一つでてますね!
私は普段ヘッドフォンでだし、自分が聴くだけなのであまり気にしていませんが、他の人に聞かせたり、良い音で弾きたいって方はアンプ出力も要チェックです♪
おススメ防音・防振マット
電子ピアノでヘッドフォンを付ければ騒音問題は万事解決!
と考えのあなた!
一軒家なら問題無いですが、マンションやアパートに住んでいる方はそれだけでは足りません。
実はピアノは演奏により音だけでなく
ペダルを踏むことによる「ドンドン」とした音
のように様々な音や振動が発生します。
それがどれくらいのボリュームで周りの部屋に伝わるかは建物の遮音性にもよるとは思いますが、結構大きいものでは無いかと想像できます。
それを防ぐのが防音・防振マット!
調べると色んな種類のマットが発売されているのですが、私が使用しているのはEMUL CPT100M(1万3500円~)です。
電子ピアノを買う際に島村楽器で見つけて、なんとなく島村楽器に置いてあるものだったら安心だろうと購入しました。
遠慮なくガンガン弾いてますが、今まで一度も苦情は受けた事無いので効果はバツグンだと思います!
防音・防振マットもしっかり設置して、騒音が気にならないピアノライフを送りましょう♪
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