こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはベートーヴェン作曲の「エリーゼのために」です。
ピアノをある程度習っている人なら必ずと言っても弾いたことがあるのではないでしょうか!?
ピアノの発表会でも誰かが絶対弾いている、名曲中の名曲「エリーゼのために」
僕も大好きな1曲ですが、数多の美しいピアノ曲がある中で、なぜここまでエリーゼのためにが有名なのでしょうか?
・・・色々調べましたが決定的な理由は見つかりませんでした。
個人的には、
1.ベートーヴェンという偉大な作曲家の曲
2.初心者でも手を出せる難易度と曲の長さ
3.それでいて耳に残る美しいメロディー
これらの要素が合わさって有名になったのではないかと思います。
出だしの「ミレミレミシレドラ~♪」は右手だけで簡単に弾けちゃいますもんね♪
また、日本ではエリーゼのためにをアレンジしたり、歌詞をつけたりした楽曲が多くあります
その中でも僕が気になったのは、嘉門タツオさん作曲の「アソコに毛がはえた」
ベートーヴェンが聴いたら怒りそうな歌詞ですが、こういう歌詞がついちゃうほど有名な曲ということなのではないでしょうか笑
そもそもこの曲は「バガテル」というベートーヴェンの小品集の中の1曲(a-moll WoO.59)。小品集に入っているということは、ベートーヴェン自身も「この曲はメインだぞ!!」という気持ちはそんなに無かったのかもしれません。
実際L. ノールさんというベートーヴェン研究家が出版した『ベートーヴェン新書簡集』から広まっていったようです。
自分が流行ると思ってなくても、周りには大ウケするっていうのは良くあることだと思いますが、エリーゼのためにもまさにそうだったんですね~♪
ちなみに、エリーゼというのは間違えで、本当は「テレーゼのために」というのが本当ではないか?という話は有名ですよね!ベートーヴェンの字が汚くて読み間違えたとか。。でも、Therese(テレーゼ)とElise(エリーゼ)って結構違いますよね笑
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】ベートーヴェン (Ludwig van Beethoven)
【調】イ短調
【指定速度】Poco moto (やや動きをつけて)
【拍子】3/8拍子
【音楽用語】①dimin.(だんだん弱く) ②dolce (甘く) ③poco rit.(だんだん遅く) ④a tempo (元の速さで)
無料楽譜
※「クラシックピアノ名曲110」様のページに飛びます
全音ピアノピースの楽譜はこちら(PP-002)↓
難易度
3(10段階) ※全音ピアノピース:B
ピアノ初心者の登竜門的な存在のこの曲。小学生で弾いている子も多く、簡単な曲と思われがちですが、色々な要素が含まれていて結構難しいです!
難所①12~13小節目
音を外しやすく、外すと目立つところなので鍵盤をガン見することをおススメします笑
難所②27小節目
片手ずつ練習。右手は勢いを付けて一気に弾くと案外うまくいきます!
難所③78小節目
最後の締めの右手アルペジオ。
ここ難しいですよね・・・速く弾けるとカッコいいですが、外すとダサい。速さを求めるより、一音一音正確に弾くことをおススメします!そのうち慣れてきて速さも自然についてきますよ♪
初心者の登竜門といえども、ピアノをやってない人からしてみれば、「エリーゼのためにを弾けるってことは、ピアノできるんだね!凄い!」と思われること間違いなしです!この曲は是非ともものにしたいですね!
YouTube演奏動画
④Rousseau様
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