こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはリヒナーの「忘れな草」です。
皆さんは忘れな草という花をご存じでしょうか?
ワスレナグサ属に分類される小さい花。色は白、ピンク、青、紫と色んな色があります。
確かにそこらへんに生えているのを見たことあるような無いような・・・って感じの花ですが、忘れな草って名前は知りませんでした笑
変わった名前の花ですが、
恋人から「あの花をとって」とせがまれた青年が崖に降りて花をつかもうとしたとき、崖から落ちてしまい、その際に「私のことを忘れないで」と言葉を残した
というドイツの伝説が由来になっています。
この花のことと、ドイツの悲しい恋物語を知っているか知らないかでも曲の表現が変わるかもしれません!
切なくも美しいメロディーでリヒナーの名曲の1つです♪
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】リヒナー( Heinrich Lichner)
【調】二短調
【指定速度】Andante con moto(歩く速さで動きを持って)
【拍子】6/8拍子
【音楽用語】①con espress.(感情を豊かに) ② ben legato sempre il basso(低音部を十分になめらかに弾き続けて) ③ritard(だんだん遅く) ④a tempo(元のテンポ)⑤piu ritard(少しずつ遅く)
無料楽譜
※ピアニスト小雨さんのホームページに飛びます。小雨さんの解説も楽譜に書き込んであってGood!
全音ピアノピースの楽譜はこちら(PP-100)↓
難易度
2(10段階) ※全音ピアノピース:A
ゆっくりとした綺麗な曲なので簡単に聞こえますが、左手が所々難しいです。
例えば14小節目の左手、「ド→ファ→ラ→ド→ラ→レ」と結構移動が激しいです。
また、変ロ長調に移調する50小節目。
ミ♭が急に追加されるので、意識しないと♭を忘れてしまいます。
同じことの繰り返しに見えてちょいちょい音を変えてくるのがいやらしいですよね笑
単調だからと言って、速度を速めずに「Andante con moto(歩く速さで動きを持って)」を意識して弾くのがコツです!
YouTube演奏動画
④ken786786さん
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