【解説・無料楽譜】小さな狩の歌 (Jagerliedchen) / ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)

ピアノ名曲110選-GRADE A

こんにちは、じゃむです!

今回ご紹介するのはシューマンの「小さな狩の歌」です。

「子供のためのアルバム(ユーゲントアルバム) Op.68」の第7番にあたるのがこの曲。

ピアノのクラシック曲を弾いていると良く「狩り」をテーマにした曲に出会いますが、これは昔ヨーロッパで狩りが王・貴族の最大の楽しみだったことが理由となっています。

第7番なので、アルバム的には第一部「小さいこどもたちのために」のレベルにあたるのですが、この曲は中々の曲者。

後程詳しく書きますが、左右のアルペジオユニゾン(しかもスタッカート)を要求されて、非常に弾き辛いです。

また、異様にテンポがとりにくいのがこの曲の特徴で、舐めてかかると痛い目にあいます笑

それでは、曲の概要に移りましょう!

曲の概要

【作曲者】ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)

【収録曲集】子供のためのアルバム Op.68-7

【調】ヘ長調(シ♭)

【指定速度】Frisch und fröhlich(さわやかに、陽気に)

【拍子】6/8拍子

【音楽用語】特に無し

無料楽譜

小さな狩の歌 / 無料楽譜

※「クラシックピアノ名曲110」様のページに飛びます

「子供のためのアルバム(ユーゲントアルバム) Op.68」はこちら↓

難易度

2(10段階)

冒頭にも書きましたが「小さいこどもたちのために」書かれた曲にしては結構難しいと思います。

シューマン様、鬼コーチですね笑

6/8拍子というのもリズムが取り辛く、弾いてて訳が分からなくなるので、メトロノームを使ったり、YouTubeで人の演奏を聴きこんだりするのがおススメです!

難所①3-4小節目のアルペジオ

ココが非常に弾き辛い。

ハノンなどにもアルペジオの練習ページがありますが、それよりも弾き辛い。

何が弾き辛くさせている要因かと考えるに、スタッカートのせいだと思います。

見かけは簡単そうに見えるのですが、悔しいくらい音を外しやすいです笑

焦らずゆっくり片手ずつ弾いてみましょう♪

難所②25-26小節目のリズムの取り方

ココもなぜか異様にリズムが取り辛い。

そもそも冒頭のテーマもそうなんですが、四分音符→八分音符を交互に弾くのが難しい

それに加えて、赤○で囲った「ソ」が急に出てきちゃったりして、ややこしくしてるんですよね。

なぜここだけ「ソ」を出現させたの?シューマン先生!!笑

YouTube演奏動画

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ピティナ ピアノチャンネル PTNA

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