【解説・無料楽譜】前奏曲(Prelude) / J.S.バッハ(Johann Sebastian Bach)

ピアノ名曲110選-GRADE A

こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはJ.S.バッハ作曲の「前奏曲(プレリュード)」です。

曲名を聞いてピンと来なくても、曲を聴いたら「あぁ!この曲か!」と分かる人が多いと思います。

バッハの代表的な曲集「平均律クラヴィーア曲集」第1巻の1曲目

平均律クラヴィーア曲集」とは、24の全ての調によって「前奏曲」と「フーガ」の2パターンで構成されており、音大の試験でも課題曲として取り上げられることが多く、ピアニストの人にとっては避けては通れない曲集です。

有名なショパンのエチュードも、この曲集の影響を強く受けていると言われています。

実は僕もピアノを買ってから初めて買った楽譜が、「ショパンのエチュード」と「平均律クラヴィーア」でした。

この2つの曲集さへ弾ければどんな曲でも対応できるだろうし、何よりカッコイイという意気込みで買ってみたのですが、全く太刀打ちできず、嫌になって、今は本棚にひっそりと眠っています笑

しかし、この前奏曲は平均律の中で唯一私も弾けるほど簡単で、さらに有名&曲としても綺麗ということで、初心者の方にはめちゃくちゃオススメな曲です。

それでは、曲の概要に移りましょう!

曲の概要

【作曲者】ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)

【曲集】平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV 846

【調】ハ長調(C major)

【構成】速度指定無し

【音楽用語】特になし

無料楽譜

前奏曲(Prelude) / IMSLPより

全音ピアノピースの楽譜はこちら(PP-321)↓

難易度

1(10段階)

この曲はずっと下記のフレーズで、徐々に音が変化しながら進みます。

テクニック的には難しいところはありませんが、フレーズがずっと同じなので、右手が速くなりがち。

一定のテンポを崩さない様に意識する必要があります。忍耐力を鍛えるのにも良いかも笑

でも、ちゃんと弾けると本当に美しい曲です。

 

最後の3小節が少々曲者。

ずっと同じフレーズで続いていたのが急に変わるので、身構えていないと指が付いていきません。

ちょっと弾き難い音の並びにもなっているので、重点的に練習すると良いでしょう。

最後の最後にミスするのはちょっと悲しいですし。

YouTube演奏動画

サラリーマン30歳から始める趣味ピアノ

recordsjpさん

TzviErezさん

再生回数370万回って凄い!!

演奏技術はもちろん、画質・音質・見せ方もかっこいいですね。

手のアップだけかと思いきや、途中で風景が透過されてるとことか・・・

色々な面で参考になります。

コメント

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