【解説・無料楽譜】ピアノソナタ 悲愴 第2楽章 (Pathétique) / ベートーヴェン (Ludwig van Beethoven)

ピアノ名曲110選-GRADE B

こんにちは、じゃむです!

今回ご紹介するのはベートーヴェンの「ピアノソナタ 悲愴 第2楽章」です。

ベートーヴェン、ソナタの第13番。

三大ソナタ(「悲愴」「月光」「熱情」)の中では一番初期の作品となります。

「悲愴」というタイトルは自ら付け、ベートーヴェン自身も非常に思い入れが深いこの曲。

一般的には今回紹介する第2楽章が有名ですが、第1・3もめちゃくちゃカッコいいんですよねぇ。

興味ある方は是非聴いてみて下さい。

<YouTubeよりソナタ悲愴全楽章 演奏:ホロヴィッツ>

悲愴ってタイトルは第2楽章が一番しっくりきますね。

 

主題は「Adagio cantabile(落ち着いてゆっくり、歌うように)」

のだめカンタービレで、のだめの最初の登場シーンで弾いていたのもこの悲愴でしたね!

悲愴のメロディーに乗せた替え歌(?)

「ふ~ん、ふ~ん、ふ~~ん、ね~こ~の~ふ~ん~♪」

は天才だと思いました笑

 

それでは、曲の概要に移りましょう!

 

曲の概要

【作曲者】ベートーヴェン (Ludwig van Beethoven)

【調】変イ長調 (レ、ミ、ラ、シ♭)

【指定速度】Adagio cantabile(落ち着いてゆっくり、歌うように)

【拍子】2/4拍子

【音楽用語】特に無し

無料楽譜

悲愴 / 無料楽譜

※「クラシックピアノ名曲110」様のページに飛びます

全音ピアノピースの楽譜はこちら(PP-146)↓

難易度

3(10段階)※全音ピアノピース:D(第1~3楽章全部)

静かに聴こえるけど、実はめちゃくちゃ音の数が多いこの曲。

最初のメロディーだけを弾くなら問題ないですが、要所要所難しいところが出てきます。

難所①20~22小節目 ターン・装飾音符

 

正直ターン記号で省略せず、そのまま音符を書いて欲しいと思ってるのは私だけではないはず!笑

指遣いが書いてくれている場合はそのまま弾けばいいんですけどね。。

私は22小節目の装飾音符を入れるのが特に苦手です・・・

難所②43小節目の右手和音跳躍

子の和音跳躍はとにかく難しい。

和音だけでなく、左手とぶつかりそうにもなります。

こういうのは1小節前から意識しておくことが重要です!

難所③59小節目~

悲愴の本気!!

音が多くなりますが、主旋律がしっかり聴こえるように弾かなくてはなりません。

指の筋トレになりますね♪

YouTube演奏動画

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