こんにちは!じゃむです。
『ブルグミュラー 25の練習曲』10曲目は「やさしい花」です。
ここにきて突然感じ始めたのですが、ブルグミュラーって右手中心の練習曲ですよね!
今回のやさしい花もそうですが、右手を動かす量に対して、左手を動かす量はかなり少ないように感じます。初心者的には左が動き辛いので、もっと左手を曲に取り入れて欲しいなぁ~なんて思ったります(生意気笑
また、この曲の冒頭の「delicato(繊細に)」とか結構マニアックな指示もちょくちょく入れてきますよね!これは、子供たちに色んな表現を教えようというブルグミュラー先生の優しさからなのでしょうか!?
そんなブルグミュラー先生からの優しさも感じるこの曲ですが、右手が8分音符で動きっぱなしなので、指遣いが非常に大切になります。
全音の楽譜にはかなり細かく指遣いが書かれているのでそれ通り弾けば問題ありませんが、もし弾き辛い場合は自分なりに考えてみるのも楽しいですよね♪
指遣い一つ変えるだけで、いきなり弾きやすくなったりすることも多く、指遣いって馬鹿にできませんよね~!
ちなみに、この曲に関するピティナの「25曲を斬る!」の解説・・・かなり面白いです笑
「左手がブルグミュラーで、右手はブルグミュラーが好きな女性」という考察は中々思い付きません!そういう風に曲の解釈を広げられるように私もなりたいです。
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルクミュラー(Johann Friedrich Franz Burgmüller)
【調】ニ長調
【指定速度】Moderato=♩=116~120 (初版:♩=152)
【拍子】4/4
【音楽用語】①delicato (繊細に) ②dimin, e poco riten. (だんだん弱く、そして速度を遅くして) ③dimin, e poco rall. (だんだん弱く、そして速度を遅くして) ④a tempo(元の速さで)
無料楽譜
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難易度
1(10段階)
冒頭にも述べた通り、この曲の難しい点は、右手が8分音符で動きっぱなしなところでしょうか。
特に、7-8小節目は左手も入ってくるのでややこしいです。
また、冒頭の指示delicato (繊細に)があり、スタッカートが絡んでくるので、優しく繊細なスタッカートを意識して弾きましょう。
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