こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはJ.S.バッハのガヴォットです。
ガヴォットって聞くと、私はゴゼックのガヴォットが頭に浮かびますが、今回はバッハ作曲のガヴォットです。
ガヴォットとは、フランス地方のフォークダンス、それに由来する古典舞曲の名称のこと。
今までバッハの曲ではメヌエット、マーチ、プレリュードと弾いてきましたけど、色んな種類の音楽があるってことですね。
個人的にはここまで弾いてきたバッハの曲の中で、1つ頭抜けて難しい印象を受けました(そもそも、バッハの曲はどれも難しく、僕はとても苦手です)。
また、この曲はフランス組曲という全部で6つある組曲の中の第5番の中のさらに4番目の曲となります笑
第5番は
1.アルマンド (Allemande)
2.クーラント (Courante)
3.サラバンド (Sarabande)
4.ガヴォット (Gavotte)
5.ブーレ (Bourrée)
6.ルール (Loure)
7.ジーグ (Gigue)
の7曲で構成されています。
フランス組曲はどれも難曲ですが、非常に美しいメロディーで、自分もいつかは全曲弾けるようになりたいと夢見ています笑
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)
【曲集】フランス組曲(Französische Suiten) BWV 816
【調】ト長調(G dur)
【構成】速度指定無し
【音楽用語】①cresc.(クレッシェンド) ②(プラルトリラー)
今回はファの音にプラルトリラーが付いてるので、「ファ・ソ・ファ」になります。
無料楽譜
※フランス組曲第5番全曲分のpdf。ガヴォットは4ページ目です
フランス組曲↓
難易度
2(10段階)
初めの4小節は左手の音が結構飛ぶので音を外さないようにゆっくり丁寧に弾くことから始めましょう。
5小節目からは左手が、八分音符。バッハで良くある二声になってますので、右手と左手のメロディーをしっかり聞き分けて弾くようにしましょう。
・・・それっぽい事言ってますけど、僕はこの二声というのが非常に苦手で、中学の時、バッハのインベンションを一曲目で挫折しました(そして、バッハに苦手意識がつきました笑)。
赤丸で囲ったラはうっかり途中で離さないようにしましょう。
滑らかに弾けるようになるまでは、根気よくゆっくり正確に弾くことが重要です!
(根気よく練習を続けるのが非常に難しい訳なのですが・・・)
最後の小節に「音楽用語」でも軽く解説した、プラルトリラーが出てきます。ファの音にプラルトリラーが付いてるので、「ファ・ソ・ファ」です。
親指でラの音を押さえながらのファ・ソ・ファは中々難しいですが、これは4と5の指を鍛える練習にもなります。
楽譜としては、1ページで短い曲ですが、非常に弾きごたえのある曲となっています。
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