【2000万円越えは当たり前!?】超高級！世界のグランドピアノ高額ランキング

皆さんのおうちにグランドピアノはありますか？

ピアノ学習者なら誰もが夢見るマイ・グランドピアノ。

「値段が高すぎる！」
「置くスペースが無い」
「音の問題で置けない」

など様々な理由から断念されている方が多いと思います。

そんな選ばれし者しか購入することができないグランドピアノ！

価格は非常に幅広く、自宅用だと新品で平均価格200万前後と言われていますが、コンサートピアノとなると、なんと2000万を超え！！

高級車やマンションだって買えちゃうような超高級ピアノ…各社がどんな値段で売っているのか気になりませんか？笑

調べるのはタダ！！ということで、世界のグランドピアノ高額ランキングを作りました！

第6位カワイ「EX-L」: 20,900,000円
第5位ヤマハ「CFX」: 23,100,000円
第4位スタインウェイ&サンズ「D-274」: 23,800,00円
第3位ファツィオリ「F308」: 31,400,00円
第2位ベヒシュタイン「D-282」: 32,400,00円
第1位ベーゼンドルファー「model-290」: 36,800,00円
まとめ

第6位カワイ「EX-L」: 20,900,000円

1981年の誕生以来、世界の舞台で活躍し、その流麗な音色に賞賛を浴びてきたカワイフルコンサートピアノ「EX」。その「EX」が、さらなる表現力を身につけて「EX-L」へと大きく進化しました。新たな感動で世界のホールをつつむこと。それがカワイの願いです。
KAWAI EX-L | 製品情報より

ヤマハと並び、日本の代表的なピアノメーカー「カワイ」のコンサートピアノEX-Lが6位にランクイン！

6位で2000万越えとか、この先どうなるの？って感じですよね笑

日本では何となくヤマハの方が目立っていると感じる方も多いかもしれませんが、カワイは実は世界2位の生産台数を誇ります。

1位：ヤマハ…640万台
2位：カワイ…280万台
3位：スタインウェイ＆サンズ…60万台

コンサートでよく見かけるスタインウェイに4倍以上の差を付けてるのは驚きです。

日本のピアノは凄い！！

第5位ヤマハ「CFX」: 23,100,000円

ピアニストの情熱を実際の音に変え、共に作り上げた音楽を、コンサートホールの広い空間いっぱいに満たします。匠たちの技と叡智により結実した、ヤマハコンサートピアノです。
ヤマハ CFX | 製品情報より

日本、そして世界が誇るピアノメーカー「ヤマハ」のフルコンCFXが5位にランクイン！

カワイのEX-Lとは220万円差…この価格帯になると220万円が可愛く思えてくる恐ろしい世界ですね笑

実はCFXは2022年3月2日に新モデルが出たばかりで、それまでのCFXはEX-Lと同じ価格でした。

旧CFXとの違いは下記のような技術が含まれているとのこと。

◆演奏者との一体感を実現する新たな設計思想「ユニボディコンセプト」
◆独自の木材改質技術「A.R.E.」※1を施した曲練支柱で、温かく深みのある音色を実現
ヤマハニュースリリースより

古くからあるピアノですが、今もなお進化し続けているとは凄いことです。

第4位スタインウェイ&サンズ「D-274」: 23,800,00円

奥行き274cm、荘厳とも言うべき佇まいのコンサートグランドの頂点を極めるモデルです。
世界を代表するピアニスト、そして最高水準の音楽的表現を追求する方々から圧倒的に支持されています。
Steinway&Sons D-274 | 製品情報より

最高級グランドピアノの代名詞、アメリカとドイツに拠点を持つ世界三大ピアノの1つ「Steinway&Sons」のD-274が4位にランクイン！

生産台数ではヤマハ、カワイよりも劣るものの、最高級グランドピアノ市場での占有率はスタインウェイが80％で圧倒的です。

コンサートやコンクールで見かけるのもスタインウェイばかりですよね！

ピアノをやっている人なら一度でいいから触ってみたい、憧れのピアノで、凄く高いイメージがありますが、ヤマハのCFXとはほとんど値段に差が無いのが意外です。

第3位ファツィオリ「F308」: 31,400,00円

広い場所や、特に大規模なコンサートホールのために設計された最大級のコンサートグランドピアノである。
大迫力のパワーと、長くなった低音域の弦から生まれる驚愕すべき倍音の芳醇さで、このピアノはまさにステージの花形となる。
FAZIOLI F308 | 製品情報より

ここ最近台頭してきた1981年創業、イタリアのピアノメーカー「FAZIOLI」のF308が第3位にランクイン。とうとう3000万円の大台を突破しました！

ヤマハ：創業1887年
カワイ：創業1927年
スタインウェイ：創業1853年

比較すると、いかにFAZIOLIが新しいメーカーであるか分かると思いますが、その素晴らしい音色が評価され、2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクールでは、ファイナリストの入賞者8名中、3名がFAZIOLIを選んでいます(スタインウェイ:3名、カワイ:2名)。

なんと、年間140台ほどしか生産しておらず、今回紹介したF308だけでなく、他のモデルも非常に高額な超高級メーカーです！

第2位ベヒシュタイン「D-282」: 32,400,00円

確信できる響きを生み出すコンサートグランド。
ベヒシュタイン社のピアノマイスターとエンジニアが、世界中のピアニストと対話するなかで、夢のグランドピアノとしての理想をイメージし、伝統と未来の共生と言える、新しい基準を実現しました。
ベヒシュタイン D-282 | 製品情報より

世界三大ピアノの1つ、ドイツのピアノメーカー「ベヒシュタイン」のD-282が2位にランクイン！

ピアノのストラディバリウスと言われ、リスト、ブラームス、ドビュッシー、ラヴェル、ラフマニノフなど偉大な作曲家・ピアニストに愛用されてきたピアノメーカーです。

第1位ベーゼンドルファー「model-290」: 36,800,00円

ベーゼンドルファーの象徴的存在であるモデル290インペリアルは、最低音を長6度低いCまで、9鍵拡張しています。イタリアの作曲家でピアニストでもあったブゾーニの要望によるもので、8オクターブの音域は、バルトーク、ドビュッシー、ラヴェルなど、彼らが意図した響きを忠実に再現することを可能にしました。
ベーゼンドルファー model-290 | 製品情報より

栄えあるピアノ高額ランキング第1位は、世界三大ピアノの1つオーストリアのピアノメーカー「ベーゼンドルファー」のmodel-290です。

普通ピアノは88鍵なのですが、このmodel-290はなんと97鍵あります。9鍵使わない弦を張ることで、低音の音色をより豊かにする効果が狙いとのこと。

「スタインウェイ」「ベヒシュタイン」「ベーゼンドルファー」が世界三大ピアノとして並べられていますが、ベーゼンドルファーは経営難により2008年からヤマハの100％子会社となりました。

世界三大ピアノと称されても、経営難になるなんて、ピアノメーカーも中々大変ですね。