こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはメンデルスゾーンの「ベニスの舟歌 Op.19-6」です。
全8巻、48曲から構成されるメンデルスゾーンのピアノ作品集『無言歌集(Lieder ohne Worte)』のうちの1曲。
この曲は第1巻(作品19)の6曲目にあたり比較的初期の作品になります(無言歌集は1829-1845年の間で作曲され、このベニスの舟歌は1830年に書かれたとされています)。
実は無言歌集の中には「ベニスの舟歌」というタイトルの曲が全部で3曲(Op19-6, 30-6, 62-5)あります。
3曲ともどこか寂し気な雰囲気を醸しつつ、美しいメロディーで素晴らしい曲となっています。
個人的には、今回紹介するOp.19-6が一番好きです♪
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】 メンデルスゾーン (Felix Mendelssohn)
【調】ト短調(シ・ミ♭)
【指定速度】Andante sostenuto(歩くような速さで音の長さを十分に保って)
【拍子】6/8拍子
【音楽用語】①cantabile(歌うように) ②dim.(だんだん弱く)
無料楽譜
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難易度
1(10段階)
ゆっくりとした曲で、テクニック的に難しい箇所もあまりないので、弾きやすい曲となっています。
曲全体がp,ppで構成されており、非常に繊細なベニスの情緒を表現するのが難しい点です。
余談ですが、中間部の24小節目~ってなんで「p」になってるんですかねぇ~!?
個人的には、めちゃくちゃカッコ良い和音だし、中間部だし、フォルテ(もしくはフォルテシモ笑)で盛り上げちゃう方がしっくりくるんですが・・・
まぁ、フォルテでガンガンやったら今までの雰囲気としての舟歌が台無しってことですかね笑
皆様のご意見があれば是非聞かせてください!
YouTube演奏動画
③ruriko21様
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