こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはエルメンライヒ作曲の「紡ぎ歌」です。
曲集「音楽の風俗画Op.14」の中の1曲で、ピアノの発表会でも良く演奏される曲です。
ビオレのCMのバックBGMとしても使われています。
タイトルの紡ぎというのは、いわゆる糸車のことですね!
と言っても、糸車を使ったことがないので、良く分からないのですが、曲の指定速度がAllegretto(やや速く)と結構速いので、糸車はそこそこの速さで回っていたのだろうと逆算的に分かります笑
ちなみにメンデルスゾーンが「無言歌集」の中で全く同じタイトルの紡ぎ歌を作曲しています。この時代はそれほど糸車が重要な道具だったということでしょう。
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】アルベルト・エルメンライヒ (Albert Ellmenreich)
【調】ヘ長調
【指定速度】Allegretto(やや速く)
【拍子】2/4拍子
【音楽用語】①leggiero(軽やかで優美に) ②poco riten.(少し遅く) ③a tempo(元の速さで) ④dim.(だんだん弱く)
無料楽譜
※「クラシックピアノ名曲110」様のページに飛びます
全音ピアノピースの楽譜はこちら(PP-007)↓
リンク
難易度
2(10段階)
前半は左手が「ファ・ド・ファ・ド」or「ド・ド・ド・ド」の2パターンしかなく非常にシンプルですが、その分単調になりすぎないように注意が必要です。
ゆっくり弾いている分には大して難しくないのですが、指定速度で弾くと、指がもつれがち。特に曲の最後の締めは右手が大変です。
YouTube演奏動画
②Nao N様
③Pianeys様
コメント