こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはアルベニス作曲の「前奏曲」です。
スペインの国民的作曲家で、天才ピアニストだったと言われているアルベニスさん。
画像を調べると中々ワイルドな写真が出てきます笑
葉巻加えながらピアノを弾くとはやりおる!!
『スペイン』という6曲で構成された組曲の第一曲目であるこの前奏曲。
冒頭からスペインのフラメンコを思わせるようなメロディー。その感じを残しつつ、中間部はめちゃくちゃ独創的なんですよねぇ。
今まであまりこのような曲を弾いたことが無く、演奏動画を色々探しましたが、ほとんどありませんでした泣
パッと見、簡単そうに見えますが、個人的にはかなり弾き辛く感じました。
でも、めちゃくちゃカッコいいんですよねぇ~♪
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】イサ―ク・アルベニス (Isaac Manuel Francisco Albéniz)
【調】ニ短調
【指定速度】Andantino(やや緩やかに)→Andante(歩く速さで)
【拍子】3/4拍子
【音楽用語】①ma sonoro(朗々と響かせて) ②una corda(ソフトペダルを踏んで) ③dim.(だんだん弱く) ④rit.(だんだん遅く) ⑤morendo(遅くしながら小さく、消えるように) ⑥rallent.(だんだん遅く)
無料楽譜
※「クラシックピアノ名曲110」様のページに飛びます
組曲「スペイン」(前奏曲他6曲収録)↓
難易度
2(10段階)
冒頭は「右手も左手も同じ音だ!ラッキー!」と弾きやすいですが、5小節目から弾き辛くなります。
右手で弾いた音を1つ遅れて左手が弾くアルペジオ!!
左手が右手と被ってしまいそうなのに加え、上がり下がりを繰り返すアルペジオは中々曲者です。
指遣いが重要になりそうですが、正直私の中でこれと言ったしっくりとくる指遣いは思い付きませんでした・・・おススメがあれば是非コメントお願いします!!
そして私自身初めてお目にかかるuna corda(ソフトペダルを踏んで)
「右のペダル以外一生使うことないんじゃね?」と思ってましたが、初めてソフトペダルを使うことができます!!笑
17小節目からの左右右、左右右・・・ってのも結構クセが強いですよね~!
同じ音弾いていれば良いから楽ちん~♪と思ってたら、急に規則を崩してきたりして少々いやらしいです笑
そして局の最後はなんと、「ppp(ピアニッシシモ)」です!!
これも中々お目にかかれませんよね!?最後までクセの強い曲だ!
しかも左手の「ラ・ミ・ド♯」ってかなりキツイ・・・
色々な初めての表現を見られて面白い曲です♪
YouTube演奏動画
②0517ruka様
④eig28様
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