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今回ご紹介するのはベートーヴェンの「ロマンツェ」です。
名前の通り、ロマンスにあふれる美しく、穏やかな曲で、「2つのソナチネ」5番の第2楽章にあたります。
ソナチネとは「2~3楽章で終わる、分かり易く演奏し易い短いソナタ形式の曲」のことを指します。
ソナチネは「バイエル」→「ブルグミュラー」→「ソナチネ」→「ソナタ」とピアノ学習者の多くが通る道なので、弾いたことがある人も多いかと思います。
「ソナチネアルバム 2」に収録↓
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この曲はベートーヴェンが15歳の時に生まれ故郷であるドイツのボン(Bonn)にて作曲したものとされていますが、作曲に関する資料が無く、真偽は不明とのこと・・・
もし本当だったら、15歳の時からこのような美しい曲を作曲できるなんて、ベートーヴェン恐るべしですね!笑
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】ベートーヴェン (Ludwig van Beethoven)
【調】ト長調 (ファ#)
【指定速度】特に無し
【拍子】6/8拍子
【音楽用語】poco cresc. (少しずつ大きく)
無料楽譜
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難易度
1(10段階)
ベートーヴェン作曲と聞くとハードルが高く感じられるかもしれませんが、非常に簡単な曲です。
技術的な難所は無く、繰り返しが多いので手に馴染みやすいと思います。
ロマンツェなので、単調にならないように感情を込めて弾けるように頑張りましょう。
例えば、11~13小節は同じフレーズを3回も繰り返してる訳ですが、①フォルテ、②ピアノ、③フォルテのように、強弱を意識して弾くと良いでしょう!
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