こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはリヒナーの「ジプシーの踊り」です。
独特なメロディーがカッコよく、個人的に超お気に入りの1曲。
冒頭からエキゾチックな雰囲気↓
そもそもジプシーとは
のことです(私は、妖精とかそういう類のものかと思ってました、、、汗)。
ただし、ジプシーは差別用語として考えられる場合も多く、今では「ロマ」と呼ばれることの方が多いとのこと。
この曲もいずれは「ロマの踊り」に名前が変わるかもしれませんね笑
この情報だけだと、曲が表すエキゾチックさが結びつきませんが、画像検索をするとなるほど!民族衣装がエキゾチックなんですね♪
※画像はTRANS.Bizさんのページより参照
しかも、
ブラームスの「ハンガリー舞曲」
シューマンの「流浪の民」
ハイドンの「ジプシー・ロンド」
など、多くの作品に影響を与えたとされています。
(動画はシューマンの「流浪の民」、合唱曲で日本語訳もされています)
発表会でも弾かれる機会が多いこの曲!是非マスターしてみて下さい♪
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】リヒナー(Heinrich Lichner)
【調】ニ短調
【指定速度】Allegro agitato(興奮して速く)
【拍子】2/4拍子
【音楽用語】
①leggiero(軽く優美に)
②sostenuto con anima(心をこめて、音を十分長く、少しテンポを遅く)
無料楽譜
※「クラシックピアノ名曲110」様のページに飛びます
全音ピアノピースの楽譜(PP-112)はこちら(550円~)↓
ヤマハのぷりんと楽譜からも購入できます(480円)↓
難易度
3(10段階) ※全音ピアノピース:A
右手がずっと16分音符で続き、指定速度がAllegro agitato(興奮して速く)のため、どれだけ滑らかに右手を動かせるかが勝負になります。
普段からハノンやツェルニーでこの手の練習をしている人にとっては問題ないかもしれませんが、やっていない人は、この曲を練習曲として使ってみても良いと思います。
リズム練習等使って根気よく取り組みましょう♪
難所①50~53小節目左手
パッと見、何も難しそうには見えないと思いますが、ここの左手・・・非常に弾き辛い音の形をしています。
ゆっくり左手だけの練習が必要な箇所です。
難所②103小節目~ラストの左手和音
最後のラストスパートで左手和音の音が4つまで増えます笑
それまで音3つだったのに・・・
ここで、左手がバタついてしまいがちなので要注意!!
せっかくのラストが台無しになったら悔しいですよね。。
この曲は左手は単純な部分が多く、右手に注意がいきがちなので、あえて左手でハマりやすい部分をまとめてみました!ご参考になれば幸いです。
YouTube演奏動画
①Pianeysさん
②usako2020さん
コメント