こんにちは、じゃむです!
今回ご紹介するのはサティの「ジムノペディ 第1番」です。
サティと言えば「犬のためのぶよぶよとした前奏曲」や「梨の形をした3つの小品」と言った変なタイトルの曲を作ったりして、変人と言うイメージが強いですが、その中でも代表曲が今回ご紹介するジムノペディです。
曲を聴けばおそらく誰もが「聴いたことある!!」となるであろうこの曲。
どこで流れているのかと聞かれると私もパッと出て来ないのですが、おそらく病院とか静かなところで流れてるんじゃないですかね(適当笑)!?
ジムノペディというのは、古代ギリシアで「アポロン」や「バッカス」と言った神々を讃える「ギュムノパイディア」と言う踊りが由来になっているようです。
めちゃくちゃ綺麗な曲なのですが、「Lent et douloureux (=ゆっくりと痛ましげに)」と言う指示があるので、ただ綺麗に弾くだけじゃダメってことですかね。哀愁を漂わせるイメージ!?・・・難しい。。
ちなみにジムノペディは3番まであって、どれもかなり似てます笑
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】 エリック・サティ (Érik Satie)
【調】ニ長調(ファ、ドに#)
【指定速度】Lent et douloureux (ゆっくりと痛ましげに)
【拍子】3/4拍子
【音楽用語】特に無し
無料楽譜
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全音ピアノピースの楽譜はこちら(PP-471)↓
難易度
1(10段階) ※全音ピアノピース:C
左手の跳躍、左手の和音の形、中間部の独特なメロディーと苦戦する箇所はありますが、非常にゆったりとした曲であることと、繰り返しが多いことから、そこまで難易度は高くないと思います。
24小節目で出てくるこの左手の和音は、指を大きく広げる必要があり、絶妙に抑えにくい位置にあるので弾き辛いですが、短いこの曲で3回も出てくるので、気合で覚えてしまいましょう!
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