こんにちは!じゃむです。
『ブルグミュラー 25の練習曲』12曲目は「別れ」です。
9曲目の「狩」に次ぎブルグミュラーで2曲目の2ページ見開き曲。そして個人的にはとても好きな曲です笑
最初の二小節を弾くと、悲し気な寂しい別れなのかな…と感じるんですが、3小節目の左手の和音で「ドーーン」って衝撃的な別れになるんですよね笑
「もうこんな家出てってやる!!」って感じ。
5~16小節目は家を出て、トボトボ歩いている・・・いや、三連符で速いから走っている!?
でも走ってる感じでは無いんですよね。。別れで寂しがってる感じ。
17~24小節では打って変わって明るくなります。
時間が経って吹っ切れて明るい未来に向けて進みだしているのか。
いや、三連符が右手から左手に移ったのを考えると、もう一方の相方の心境を表している方が自然かもしれません。
『フられて寂しさを引きずっている男と、フって晴々した気持ちになっている女』
だから21小節目からはまた男のターンでまだ寂しがってるのかも・・・
そもそも恋愛に関しての別れかどうかも不明ですが、皆さんの解釈も良かったら教えて下さいね♪
それでは、曲の概要に移りましょう!
曲の概要
【作曲者】ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルクミュラー(Johann Friedrich Franz Burgmüller)
【調】イ短調
【指定速度】Allegro molto agitato ♩=120~126 (初版:♩=184)
【拍子】4/4
【音楽用語】①dim. e rall.(だんだん弱く、だんだん緩やかに) ②a tempo(元のテンポで) ③espressivo(表情豊かに)④dimin. e poco riten.(だんだん弱く、速度を緩めて)
無料楽譜
※クラシックピアノ名曲110選様より
難易度
2(10段階)
この曲の難しさは三連符をいかに滑らかに弾けるかに尽きます。
個人的には指定速度はこの曲の雰囲気的に速すぎでは!?と思ったり・・・
どんな曲でもゆっくり正確に弾けることをまず第一に練習し、そのあとで指定速度を意識するのは重要ですが、自分なりのスピードで弾いてみるのもいいかもしれません。
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